8月11日(金)岡崎市民会館で、三河地域の保健体育部会の皆さんへ、講演を行います。
主題は「コトバコーチング」。サブタイトルは「考え、自覚する個の育成」。
30年のサッカーコーチ生活で感じた、コーチングにおける言葉の重要性をお話しします。
教員になるために愛知県へ
高校卒業後、教員になることを目指し中京大学へ入学しました。もちろん、体育の先生になるためでしたが、その後の努力が足りず、教員になる夢は叶いませんでした。
しかし大学卒業後にサッカーの指導者としての道が開け、それから30年の間、サッカーのコーチとして仕事を続けています。
今でも教員への憧れを抱き続けています。そして今回、教員になる夢を叶えた方々と、時間を共有できることを光栄に思います。
残るのは言葉
皆さんが受けてきた指導で、今も記憶に残っているのは何でしょうか?
僕たちがその思い出を語るとき、多くの人は指導者の「言葉」を語りはじめます。
叱られたこと、褒められたこと、そして人生を変えるような教えなど。その時の記憶として心に残っているのは「言葉」です。その言葉の記憶を辿りながら、昔話に花を咲かせます。
多くの人の記憶に影響を与えている指導者の言葉。でもどうでしょう、僕たちが今、指導者として理論やメソッドを学ぶとき、言葉について学ぶ時間はどれくらいあるでしょうか?
言葉はもしかしたら、時間や用具、人数や広さなどより、もっと重要な要素なのではないかと考えています。
言葉にスポットをあてる
今回は僕の学びのテーマとして取り上げている「言葉」をメインにした内容です。
これまでコーチングの言葉について、学んだ指導者はどれくらいいるのでしょうか。僕自身はディベート、プレゼンテーションなどの指導を受けた経験はありますが、コーチングの言葉について学んだ記憶はありません。
三河教育研究会では、コーチングにおける言葉の重要性を紹介します。言葉の作り方や使い方、また言葉を使うタイミングなどについてお話しします。また、これまでに出会ったエグゼクティブコーチたちの言葉の使い方なども紹介できればと思います。
8月11日にお会いできることを楽しみにしています。
この記事は役に立ちましたか?