これからサッカー育成年代の指導について、自分の考えを整理していきたいと思います。
25年プロコーチとして仕事をしてきましたが、まだまだ理解できてないことも多く、知識も経験も頭の中にちらかった状態です。
そこで今回「サッカー育成年代の指導」をテーマに、今ある知識と経験を、数多くの指導理論を参考に整理していきたいと考えています。
Point育成年代とは、主に小学から高校年代です。
理論から学ぶ
書店に行くと指導方法に関する本がたくさんあります。その多くは経営者やリーダーの人たちへ向けた、いわゆる企業向けのビジネスコーチングがとても多いです。
興味をもって読みはじめたものの、サッカーコーチの僕には、すごく難しい内容ばかり。
だけど、じっくり読み進めてみると、めざしている目的(ゴール)は違っても、スポーツの指導に参考になりそうな理論がたくさんあります。
なんとかこの理論を、自分の指導に活かすことができないかと考え始めたのが、今回のサッカー育成年代の指導について、整理してみたいと考えたきっかけです。
共通する言葉
書店に並ぶ本をざっと読んだだけでも、これまで耳にした言葉がたくさん使われていました。
成長・自立・判断・対話・目的…このほかにも、育成年代の指導にも使われている言葉がたくさんあります。じっさいに耳にしない難しい言葉もありますが、その中身を理解しようと努力すると、なるほどと思えるものがすごく多いことに気付きます。
今ある知識の少し先を知る
今ある知識や経験をテーマにしながら、育成年代の指導を整理していきます。そして、自分の知識や経験だけではなく、さらに深い部分に触れることができるよう書いていきたいと思います。