「コーチは、子どもの未来に触れている」
この言葉は、指導を学ぶコーチの心構えとして、とても重要なこと。
そして、この心構えを養うことが、指導の学びの入口であるべきだと、今そう思う。
成長を望む選手がいたら、自分を変えたいと考えている人がいるなら、それを可能にする「自分力」を身につけさせるのが指導。
そして、この役目を担うコーチになるために、たくさんの学びが存在する。
指導の入口は専門性でも、複雑なメソッドでもない。ましてや、メカニカルワードを覚えることでなくていい。
コーチになる人には、これらのことを学ぶ前に、知っておいてほしいことがある。
行き先を失った選手を増やさないよう、人の成長を止めないよう、指導についてもう少し深く考えてみてほしい。
指導の入口。
それは、子どもの未来に触れるという、責任と覚悟のマインドを持つこと。
20年経ったいま、このことを自信をもって伝えたい。