エッセイ
4「あたりまえ」をひっくり返して、指導のマンネリ化を突破する
「これ、自分もやりたい練習か?」自分の指導キャリアに刷り込むように繰り返し行っていた、いつもの場所での、いつものルーティン。ある時、「この練習、意味あるのか?」と自分に問うてみたら、答えに行き詰まった。「これ、やりたい練習か?」と自分に聞いてみたら、やりたくない練習がすごく
言葉には奪う力も、救う力もある
人には、わすれられない言葉や消えない言葉、そして救われた言葉がある。「言葉には言霊が宿る」あなたが子どもへ、投げかけた言葉を思い返してみてほしい。何気なく使ったあの時の言葉。その子にとっては、一生忘れられない言葉として脳裏に焼きついているかもしれない。コーチの言葉は
【実話】平等を装った平等じゃない約束
2年前の話し。コーチがベンチに入れないサッカー大会「サイレントリーグ」での一コマ。少し気になった、あるチームの様子を観察してみた。そのチームで、ある子どもが出場したのは残り時間たったの3分だけ。そもそも、このサイレントリーグは「みんな同じ時間プレーする」というのが、
今も記憶に残るサッカーの指導者
「アイツは俺が育てた」この言葉、何度も聞かされたことがある。今でもいろんなところで耳にすることがある。プロになった選手や、有名校へ入学した選手を指導した実績は、指導者にとって誇りだし、自慢したくなるだろう。でも僕が尊敬する指導者たちは、ちょっとちがう。名立たる名選手